いざ葬儀をしなくてはいけなくなった時に、慌ててしまう人は少なくはありません。多くの人が息を引き取った故人を目の前にすると、とてもじゃありませんが葬儀のことなど考えることは出来ません。ですが、そのまま悲しみに暮れて故人を放置しておくわけにもいかないので、急いで準備を始める必要があります。とくに急ぎで行わなくてはいけないことは、ご遺体の安置する場所を決める、葬儀を行う場所や会場を手配する、故人の信仰や家の宗教を確かめておく、どのようなお葬式にするかを決める、この4つを優先的に行う必要があります。

ご遺体の安置場所は、自宅でも構いませんし、その他にも斎場や葬儀社の霊安室でも安置することは可能です。自宅に搬送するということは、故人にとっても安らげる場所です。家族もその日はゆっくりとお別れすることが出来て、安置場所には最適と言えます。葬儀を行う場所や会場と言うのは、沢山の選択肢があるので、費用面のことなどを考えて選ぶことが可能です。

日本でのお葬式というのはほとんどが、仏式で行われています。最後の準備として、どのようなお葬式を行うかを決める必要があります。どのくらいの人数が来るのか、予算はどれほど用意出来るのか、お別れの形はどうするのか、など決めなくてはいけないことが沢山あります。故人とってまた遺族にとって、思い出に残るような気持ちの良いお別れが出来るように、しっかりとした準備というのが大切になります。